「かわいそう」の親心

 子どもが育つ“父親術”

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「かわいそう」の親心

わが子を見ていて「かわいそう」と思う場面、いろいろとありますよね。

―痛がっている

―何か、うまくできずに苦労している

―あっちにいいもの・楽しそうなものがあるのに、気付いていない

―子ども同士の交渉で、明らかに不利な条件をのまされている(笑)



こうした状況で、子どもを「かわいそう」と思い、
「何とかしてあげたい」と思うのは、自然な親心。

わが子が安全に、幸せに暮らせるように…という思いがあるからこそ、

―子どもの「かわいそう」な状況を解決してあげたり、

―そもそも「かわいそう」な状況にならないように手助けしたり、


したくなるもの。


ですが、ちょっと待ってください。
これらの「かわいそう」な状況は、実は子どもの成長の糧になる、
貴重な経験でもあるのです。

・痛い
→どのような場所・状況・行動が危険なのかを学ぶ機会

危険の芽を親が摘み取ってしまうと、子どもは「親と一緒にいる時だけ
安全に過ごせる」という育ち方をします。
いずれは親を離れて友達同士で遊ぶようになることを考えると、
それはむしろ危険なこと。

せっかくだから、そのまま体験させてあげましょう。
痛くて親のところに来たなら優しく受け止めてあげる、
ケガをしたなら一緒に手当をしてあげる、
そんな見守り方をしてあげたいです。


―うまくできず苦労
→悔しい気持ちを感じてうまくやりたいとの情熱を燃やす機会,
 試行錯誤を繰り返し、いろいろな技能を身に付けるプロセス


本人が集中している間は、世話も補助も不要です。
もどかしさ、悔しさから泣き出すようなことがあったら、
その気持ちを受け止めてあげますが、それだけで充分です。
子どもの代わりに親が解決してしまうと、自分でやりきる力が
伸びるチャンスを奪ってしまいます。


―いいもの・楽しそうなものがあるのに気付いていない
→別のことに集中している、大切な時間

その時に子どもが取り組んでいる内容と、
あっちにある“いいもの”と、どちらが大切かという比較に
陥ってはいけません。

「もっといいものを求めて、コロコロ目先を変える」という習慣を
身に付けさせるのか、
それとも、
集中している機会を邪魔せず、集中力を養わせてあげるのか、

直面しているのは、その2択だということに気付きましょう。


―子ども同士の交渉で不利になっている
→子どもの世界のこと。本人は納得しているかも

子どもの育ちには、大人が管理・監督・干渉しない時間も必要です。
大人の目が行き届くことの意義もありますが、こうした“子どもの
時間”が失われていることは、とても心配です。
オモチャの分配が不公平でも、ブランコの待ち時間が不均等でも、
子ども本人が納得しているのであれば、何も問題はありません。
やがて「それじゃずるい」と気付くようになるのも、
相手に再交渉を持ちかけるのも、
いずれも子ども自身のペースで進んでいけば良いことです。



親が子どもを「かわいそう」と思う気持ちは、子どもの安全を
確保するうえで重要な感情であることは間違いありません。

ですが、とかく親の目が行き届きすぎて、親が手をかけすぎて
しまいがちな家庭においては、「かわいそう」の気持ちは過保護・
過干渉のモトである
点に、注意が必要です。


―あ、かわいそう、助けてあげたいな

そう感じた時は、

―でも、待てよ。助けてあげることは、
 もっと「かわいそう」なことじゃないかな?


こんなふうに自問自答しながら、どこまで手助けしてあげるかを
判断するように心がけていただけたら、私も嬉しいです!


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Author:パパコーチ くろさわ
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