英才教育

 子どもが育つ“父親術”

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英才教育

最近気になった、1冊の本があります。

「スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?」




著者は、米国のスポーツ科学ジャーナリストのデイビッド・エプスタイン。

この人が『早くから特定の分野に集中して子どもを訓練・育成する』ことの
問題を語っている点に、強く共感します。

アメリカでは、一流のプレーヤーを育てるために早期からの英才教育が
効果的と思われいるのですが(日本でも同じですよね)、
この人は「12歳くらいまでは、様々なことを試す時期」と言っています。

実際に『早くに専門を絞りこんだことで、才能を伸ばせず失敗した例』が
アメリカでは多数報告されているとのこと。
特に女子では[早期に専門化→ほとんどの子が16歳までにその分野
から離れる]
となっているそうです。


親からすると、
子どもの才能を伸ばしてあげたい、
そのためにも早く才能に気付いてあげたい、

と思ってしまうのは自然なことです。

でも、早くから特定の分野・競技に集中させることで、
かえって子どもの道を狭めて可能性を閉ざしてしまうということは、
肝に銘じておきたいところ。

また、「向いているなら、すぐに上達するはず」という感覚も危険です。
この感覚は「目覚ましい進歩が見られないということは、この分野の
才能はない」
と安易に断定してしまうことにつながります。

そこには、いろいろなことを経験しながら、いつかどこかのタイミングで
開花するかもしれない可能性を摘んでしまう恐れがあります。

(そもそも、「子どもの才能を見つける」「伸ばす」「才能はないと判断する」
 「やめさせる」などは、どれも『子どもの人生を親がコントロールしすぎ』と
 言いたいですが…)

エプスタイン氏は、テニスのフェデラー選手の例を挙げています。
フェデラーは、テニスに絞ってトレーニングするようになる前に、
バドミントン、サッカー、バスケットボールなどいろいろなことに
取り組んでいたそうです。

他にも、いろいろなことを経験してから13歳でバスケを始め、
MVPを取るほどになったNBA選手の例も紹介しています。

わが子に英才教育を受けさせたくなった時は、エプスタイン氏の言葉
「10歳の一流選手を育てる必要はない。20歳で成功できることが大事」
を思い出せると良いかも知れませんね。


フェデラーやNBAとはだいぶ格が違いますが(笑)、
わが家でも同様の方針を貫いてきました。

『小さいうちは、友達と外で遊ぶのが一番大切』との信念のもと、

子どもたちにも
「小学生までは友達と外で遊ぶのが仕事!」
と言って、特定のスポーツや習い事に専念せず自由に遊ぶように
促してきました。

その成果かどうかは分かりませんが、息子はほぼ毎日外遊びして
いたように思います。
土曜日はサッカーチームの練習がありましたが、それ以外は
いつも友達と遊んでいた印象です。

放課後に校庭でサッカーをすることも多かったですが、公園で
ドロケイしたり、川遊びに明け暮れたり(8人がかりで鯉を浅瀬に
追い込んで捕まえた!と大興奮していたこともありました)、
公民館に卓球をしに行ったり、いろいろ楽しんでいました。

小学校高学年になって平日もサッカースクールに通い始め、
中学生になってからはサッカー1本に集中して、現在も楽しみ
ながら活躍しています。


娘も、気の合う友だちとよく外で遊んでいました。
女の子で一緒に外遊びできる子が見当たらない時期もありましたが、
そんな時は男の子に声をかけて元気に毎日“忍者ごっこ”などを
していたようです。
短期間ではありますが、バレエを習ったりサッカーチームに入った
経験も。
今も、学校の休み時間には男女混合でボール遊びをしたりしている
ようです。

現在小学校6年生ですが、昨年から始めた陸上競技で(早くから
競技に取り組んでいるライバルたちの中で)全国大会を狙えるほど
の成長ぶりを見せています。

2人とも
「サッカー/陸上に集中するのが遅かった」
「もっと早くから専念しておけば良かった」

なんて思いは、一切持っていません
よ。

~~~~~~

誤解のないようにお伝えすると、『優秀な選手を育てる』ことを
目指すべき、と言っているわけではありません。

どの分野で活躍するかは、子どもの人生の選択。子ども本人が
決めること
です。

ですが、仮にスポーツの分野で活躍する可能性があるとしたら、
早期英才教育を施すよりも幅広い体験・遊びで身体を動かす毎日の
方がその可能性は開花しやすい、ということを知っておきましょう
――とお伝えしたいだけ。

わが子に才能・センスを感じた瞬間に、今日の話を思い出して
いただけたらうれしいです。

――――

当たり前のことですが、外で身体を動かすと、服が汚れます。

公園ドロケイですべり台を全速滑走するとズボンが擦り切れます。
川に入ると、靴はドロドロのグチョグチョです。
忍者の修業は厳しいようで(笑)、シャツの背中に穴が開くほど。

こういった時の親の反応次第で、子どもの成長を引き出せるか・
抑えこんでしまうかが決まるということも詳しく説明しています!

「自分で考えて行動できる子」に育てる本



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パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
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