子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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なぜ泣くの

子どもは、よく泣きます。

空腹、オムツが濡れている不快感、暑い・寒い、痛い・苦しい、
思い通りにならなくて悔しい、etc...

年齢にもよりますが、子どもは様々な理由で泣くものです。


その一方で、泣いてはいるけど原因不明・理由不明――という時も、ありますよね。

―寝起きで機嫌が悪い、など大した理由がなく泣いている

―最初は理由があったけど、泣いているうちに理由を忘れた/
 どうでもよくなったけど、泣き続けている

―最初から原因不明(・_・;)



子どもと付き合う中で、
このように『理由なく泣く』時もある、
そして、
当然のことながら理由・原因がない以上、解決のしようがない

――ということは、そのまま受け入れるしかないことの1つです。


残された選択は「そのうえで、どう対応するか」。


そのような時、泣いている本人も「なぜ泣いているかわからない」状態
だということを理解してあげましょう。

なぜ泣いているかわからなくて困っているかもしれないし、
あるいは、意地だけで泣き続けていることもあり得ます。

その場面で、
「どうしたの?」
「なんで泣いてるの?」
「どうしたいの?」

などの質問は、すべて無意味

「訊かれたって困る!」というのが、子どもの心境でしょう。

同様に、
「何か食べる?」
「公園行こうか」
「ビデオ観ようね」

なども、あまり良い対応とは言えません。

お腹が空いているわけでもないし、アンパンマンが観たくて泣いていたわけではありませんから。
目先を変えさせることには成功するかもしれませんが、子どもに『受け止めてもらえた感』はないでしょう。

つまり、理由なく泣いている時は、何を言っても、何をしても、あまり意味はないのです。


そんな時の対処法はただ1つ。

ただ抱っこしていてあげて、あるいはそばにいてあげて、
気が済むまで泣かせてあげる。
そして、
泣き止んだら、ひとこと「スッキリしたね」と声をかける。



この対応を子どもの側から見れば、

―理由なく泣いていても、そのままを受け止めてもらえる

―泣き止んだ時に、気持ちを切り替えるきっかけを与えてもらえる


という接し方。
子どもがありのままでいられる、安心感のある接し方です。

~~~~~~

理由が分からずに泣いている子に接するのは(慣れないうちは特に)親の方もつらいものです。
ですが、「そんな時もあるさ」という穏やかな態度が子どもを安心させることもあるということ、頭に置いておいてくださいね。

考えつくしても泣く理由がわからない時に思い出していただけたら、私もうれしいです!

──────────────────────────────
< 著 書 紹 介 >

泣き止むまで、ずっと抱っこ――と言っても、2時間も3時間も泣く子はまずいません。大抵は、10~15分以内で収まるもの。
「今はこの子に付き合う時間」と決めて接していれば、意外とすぐに泣き止みます。

一方で、最近の相談事例で気になるのが
『子どもと過ごす時間が取れない』
『時間がなくて子どもの話を聞いてあげていない』

方が多いこと。

そんな方に向けたコラム
<パパ・ママお悩み相談室:子どもと過ごす時間が取れない>
も、大切なメッセージです。

「自分で考えて行動できる子」に育てる本




英才教育

最近気になった、1冊の本があります。

「スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?」




著者は、米国のスポーツ科学ジャーナリストのデイビッド・エプスタイン。

この人が『早くから特定の分野に集中して子どもを訓練・育成する』ことの
問題を語っている点に、強く共感します。

アメリカでは、一流のプレーヤーを育てるために早期からの英才教育が
効果的と思われいるのですが(日本でも同じですよね)、
この人は「12歳くらいまでは、様々なことを試す時期」と言っています。

実際に『早くに専門を絞りこんだことで、才能を伸ばせず失敗した例』が
アメリカでは多数報告されているとのこと。
特に女子では[早期に専門化→ほとんどの子が16歳までにその分野
から離れる]
となっているそうです。


親からすると、
子どもの才能を伸ばしてあげたい、
そのためにも早く才能に気付いてあげたい、

と思ってしまうのは自然なことです。

でも、早くから特定の分野・競技に集中させることで、
かえって子どもの道を狭めて可能性を閉ざしてしまうということは、
肝に銘じておきたいところ。

また、「向いているなら、すぐに上達するはず」という感覚も危険です。
この感覚は「目覚ましい進歩が見られないということは、この分野の
才能はない」
と安易に断定してしまうことにつながります。

そこには、いろいろなことを経験しながら、いつかどこかのタイミングで
開花するかもしれない可能性を摘んでしまう恐れがあります。

(そもそも、「子どもの才能を見つける」「伸ばす」「才能はないと判断する」
 「やめさせる」などは、どれも『子どもの人生を親がコントロールしすぎ』と
 言いたいですが…)

エプスタイン氏は、テニスのフェデラー選手の例を挙げています。
フェデラーは、テニスに絞ってトレーニングするようになる前に、
バドミントン、サッカー、バスケットボールなどいろいろなことに
取り組んでいたそうです。

他にも、いろいろなことを経験してから13歳でバスケを始め、
MVPを取るほどになったNBA選手の例も紹介しています。

わが子に英才教育を受けさせたくなった時は、エプスタイン氏の言葉
「10歳の一流選手を育てる必要はない。20歳で成功できることが大事」
を思い出せると良いかも知れませんね。


フェデラーやNBAとはだいぶ格が違いますが(笑)、
わが家でも同様の方針を貫いてきました。

『小さいうちは、友達と外で遊ぶのが一番大切』との信念のもと、

子どもたちにも
「小学生までは友達と外で遊ぶのが仕事!」
と言って、特定のスポーツや習い事に専念せず自由に遊ぶように
促してきました。

その成果かどうかは分かりませんが、息子はほぼ毎日外遊びして
いたように思います。
土曜日はサッカーチームの練習がありましたが、それ以外は
いつも友達と遊んでいた印象です。

放課後に校庭でサッカーをすることも多かったですが、公園で
ドロケイしたり、川遊びに明け暮れたり(8人がかりで鯉を浅瀬に
追い込んで捕まえた!と大興奮していたこともありました)、
公民館に卓球をしに行ったり、いろいろ楽しんでいました。

小学校高学年になって平日もサッカースクールに通い始め、
中学生になってからはサッカー1本に集中して、現在も楽しみ
ながら活躍しています。


娘も、気の合う友だちとよく外で遊んでいました。
女の子で一緒に外遊びできる子が見当たらない時期もありましたが、
そんな時は男の子に声をかけて元気に毎日“忍者ごっこ”などを
していたようです。
短期間ではありますが、バレエを習ったりサッカーチームに入った
経験も。
今も、学校の休み時間には男女混合でボール遊びをしたりしている
ようです。

現在小学校6年生ですが、昨年から始めた陸上競技で(早くから
競技に取り組んでいるライバルたちの中で)全国大会を狙えるほど
の成長ぶりを見せています。

2人とも
「サッカー/陸上に集中するのが遅かった」
「もっと早くから専念しておけば良かった」

なんて思いは、一切持っていません
よ。

~~~~~~

誤解のないようにお伝えすると、『優秀な選手を育てる』ことを
目指すべき、と言っているわけではありません。

どの分野で活躍するかは、子どもの人生の選択。子ども本人が
決めること
です。

ですが、仮にスポーツの分野で活躍する可能性があるとしたら、
早期英才教育を施すよりも幅広い体験・遊びで身体を動かす毎日の
方がその可能性は開花しやすい、ということを知っておきましょう
――とお伝えしたいだけ。

わが子に才能・センスを感じた瞬間に、今日の話を思い出して
いただけたらうれしいです。

――――

当たり前のことですが、外で身体を動かすと、服が汚れます。

公園ドロケイですべり台を全速滑走するとズボンが擦り切れます。
川に入ると、靴はドロドロのグチョグチョです。
忍者の修業は厳しいようで(笑)、シャツの背中に穴が開くほど。

こういった時の親の反応次第で、子どもの成長を引き出せるか・
抑えこんでしまうかが決まるということも詳しく説明しています!

「自分で考えて行動できる子」に育てる本




兄ちゃんはつらいよ

先日に続けて兄弟ゲンカのお話。

今日は「下の子が小さくて、言って聞かせることができないとき」
についてお届けします。


例えば、
お兄ちゃんがブロックで作品を制作中に、
0歳や1歳の弟・妹(以下、便宜的に「弟」と書きますね)がやってきて壊してしまう…

なんて場面、ありますよね。

他にも、

―プラレールで線路を並べている

―ぬいぐるみ総動員でおままごとを展開中

―虫カゴを眺めている

―おやつを食べている


などなど、あらゆる場面でおチビさんは闖入してきます(^_^;)


こんな時に、弟を叱っても意味はありません。

そもそも悪意はないし、
言葉で話しても充分には伝わらないし、
その年齢では他者の立場を考えられないので、
「作品を壊されて、お兄ちゃんは悲しい」という文脈は通じません。

だから、弟を叱るのではなく、
兄の方を慰め、諭すことになるわけです。

「壊されて残念だったね。
 でもね、シュウに悪気はないんだよ。
 まだ小さくて、壊したらいけないってわからないだけだから」


もしこの場面で、兄が弟を叩くようなことがあると、兄はむしろ
叱られる立場にさえなってしまいます。

「シュウに悪気はないって言ってるじゃない。
 イヤなことされたからって、叩いちゃダメでしょ!」


ですが、こんなふうに接していることで、お兄ちゃんは
「いつも自分ばかりが我慢させられる」と思ってしまいます。

そんな体験を重ねる中で、
『大事にされていない』
『大切に思われていない』

と感じさせてしまっていることも、隠れた事実です。

そのために自己肯定感を損ねてしまっているのだとしたら、
悲しいですよね。


こうした流れ自体は、仕方のないこと(他にやりようがない)と思いがちですが…


あるんです。他の方法が。


それは『下の子にも、きっちり言って聞かせる』という方法。


前述の通り、言って聞かせたところで、効果は期待できません。

でもそれは、「弟に理解させる」という効果がない、というだけのこと。

その一方で、「兄を満足させる」という効果は、バッチリあるのです。

お兄ちゃんが
「自分の思いを親にわかってもらえた」
「自分の言い分も尊重されている」
と感じられるように、弟を叱る姿を見せてあげる
のです。


この時、弟に言って聞かせる話には、注意が必要です。


■人格否定はNG

「シュウは本当に悪い子」
「お兄ちゃんが困ることばかりするんだから」

などの表現は避けましょう。

そのように言われているのを聞くのは、兄にとっても快いものでは
ありません。

また、そのような行動様式『困ったことがあった時には、相手の
人格を否定する』
を見て学ばせてしまうことにもつながります。


■弟の行為を叱るのも△

「お兄ちゃんの作っているものを壊したらダメでしょ!」
などと叱るのは、弟の(人格ではなく)行動に焦点が当たっている
のは良いのですが、ベストではありません。

思い出してください、これは兄のためにやっていること。

ただ単に叱るだけでは、兄が受ける印象は「ボクが嫌だったという
ことは、わかってもらえたんだなぁ」程度。

もう少し、踏み込んであげたいところです。


■兄の気持ちを滔々と語るのが◎

「こら、シュウ、ちょっと待ちなさい!
 いいか、これはね、リョウタが一生懸命作っている作品なんだよ。
 どんな形にしようか、どこに何色のブロックを使おうか、
 いろいろ考えながら、朝からずっとがんばって作っているんだ。
 完成したら、びゅーんって空を飛んだり、別のマシンと合体
 したり、いろいろやりたいこともあるかも知れない。
 だからね、それを途中で壊されると、すごーく悲しいし、
 腹が立つんだ。
 シュウが興味を持つのもわかるけど、これはリョウタの大切な
 作品だから、今日は我慢してあげてね。
 もし退屈だったら、あっちでパパが本を読んであげるから」


このように語って聞かせれば、兄としては「ボクの気持ちを、
こんなにわかってくれている!」
と実感することができます。
こういう言い方をすれば、むしろ自己肯定感を高めてあげることさえ可能です。

また、子どもが集中して取り組むこと(この例で言えば、モノ作り)についても、
強い心理的サポートが得られるので、子どもの資質を伸ばすうえでも有用です。

さらに、最後の1文がミソなんですよ。

こう言っておくと、弟の相手をしてあげる時に
「こっちでシュウを引き付けておくから、リョウタはゆっくり
 作っていいよ」

という意味づけができます。

そうすることで、兄に「いつも弟ばっかり構って、ボクのことは
ほったらかし」という不満が生まれずに済むのです。

~~~~~~

こんな場面に出遭って苦労するのは、子育ての中のほんの一時期
だけかもしれません。
でもその“一時期”は、当事者にとってかなり大変な時期です。
よかったら、そんな時期にいるお友達にもご紹介くださいね。

今日のお話を役立てていただけたら、私も嬉しいです。

----

下の子が大きくなってきたら、徐々に普通に『言って聞かせる』ことになります。
でもその時の「やっていい」と「やっちゃダメ」の境界線の引き方には、コツが必要です。

子どもでも理解できて、しかも守れる「ここから先はダメ」ラインの引き方も、詳しくご説明しています(^o^)

「自分で考えて行動できる子」に育てる本





口より先に


今日は子どものケンカのお話。

大人から見れば「そんなこと、口でひとこと言えば済むのに」と思えるようなことなのに、
こじれてケンカに突入してしまうことがあります。

実際のところ、『つい、口より先に手が出てしまう』というタイプの子って、いますよね。

今日はそんなタイプの子を育てる方のためのヒントをお届けします。


出さない子は全く出さないのに、
出やすい子は、かなりの頻度で『口より先に手が出てしまう』。

時には手だけでなくまで出てしまうことも、あるかも知れません(・・;)


兄弟ゲンカでこうなってしまうと、ちょっと困った面があります。

例えば、兄が弟に手を出してしまうと仮定します。そんな時、

「まずは、安全確保!」

「それから話を聞いてあげよう、両方の言い分を公平に聞いてあげよう」


と考える方が多いことと思いますが、
この作戦が、見事なまでにうまく行かないのです。

その理由は、この“安全確保”に潜んでいます。
弟の安全を確保するために、必然的に『兄を抑える』か『弟を守る』の
いずれかの方法を取ることになります。

ですが、これらはいずれも、兄の方に「自分が悪いと思われている」と
感じさせてしまう
副作用があるです。

安全を確保した後で「ゆっくり公平に話を」と大人が思っていても、
その時点で既に兄は「今日も弟の味方をされた」と思ってしまっています。

その後の話し合いにおいて、兄は話す前から不満げだったり、
ふて腐れた態度だったり、むっとしていたり・・・

おそらく、素直に冷静に自分の言い分を説明できる可能性は、低いでしょう。


そして、今日も親のもくろみ通りにはコトが進まない…となってしまうのです(T_T)

~~~~~~

そこでお勧めしたいのが、ちょっと変わった“安全確保”の方法。

それは、『別の発散先・発散方法を提供する』という方法です。

具体的には、

―クッションを叩く

―新聞紙を破る

―ソファの上で地団駄


など、いろいろな方法が考えられます。

「そうか、タクミは怒ってるのか!
 じゃあこのクッションをピコピコ叩いていいぞ」

「なんだかショウがすごく腹を立ているみたいだなぁ。
 これはもう、新聞紙を破るしかない!パパもやろうっと」


ソファで地団駄を踏みながら、そのうちピョンピョン跳ねる遊びに
突入してしまうこともできるかもしれません。

あるいは、クッションの代わりに大きめの妖怪のぬいぐるみを
置いておいて、「妖怪のせい」にしてポコポコ叩くのもアリです(^^)


この方法であれば、前述のような「今日も弟の味方だ」と思わせることはありません。

むしろ逆に、「ボクの味方」といった感覚さえ持たせてあげられる接し方でさえあります。

なぜなら、兄の「腹が立った!」という気持ちを、否定せずに認め、
受け止めてあげているから。

「気持ちを分かってもらえた」
「認めてもらえた・受け止めてもらえた」
という感覚は、気分をぐっと落ち着かせてくれるもの。

そうすると、その後の「言葉で話し合う」ことの助けにもなりますよ。

つい手が出てしまうタイプの子どもを育てているかたには、
ぜひ、頭の片隅に置いておいていただきたいです。

そして、いつか試してみていただけたら、私もうれしいです!

----

“怒り”は人間の自然な感情の1つ。無理やり押さえつけたり、
存在を否定するのは健全ではありません。
まずは「そういう感情もあるよね」と冷静に受け止めて、
落ち着いて取り扱えることを目指すべき。

親の側の“怒り”の取り扱い方も、バッチリ書いてあります。
「感情的に怒ってはいけない、いつでも冷静に話して聞かせましょう」なんて不自然!
かと言って「いきなり怒鳴りつける」も効果ゼロで害ばかり。

適切な怒り方の3つのコツ、分かりやすく説明しています♪
「自分で考えて行動できる子」に育てる本





ただ聞く時間


「子どもの話を、聞いてあげましょう」

――私が、よくお伝えしていることの1つです。


話を聞いてあげることの一番の理由は、子どもが安心感と
自己肯定感を持てるるように
するため。

そのためには、聞く時の姿勢・態度・応答の仕方が大切になります。


『子どもが親に受け止めてもらえたと実感できて、
安心感が持てて自己肯定感が高まる』ことに焦点を当てた時、

―子どもの話を聞いて、「なんだって!」とお説教を始めるのはNG
…ということは、見当がつくと思います。

―子どもの話にかぶせて、「お父さんが子どもの頃は…」と自慢話を繰り広げるのもNG
…というのも、わかりますよね。

―子どもが話したことに対して
 「それは良いことをした」
 「その判断はイマイチだった」
 などと評価するのもNG

…これも、ご理解いただけると思います。

―子どもの話を聞いて、今この子に必要と思われるアドバイスをするのもNG
…アドバイスが悪いわけではありませんが、その前にやってあげるべきことがあります。


『子どもが親に受け止めてもらえたと実感できて、安心感が持てて自己肯定感が高まる』
ことを目指すなら、いちばん大切なのは

『ただ、聴く』

ということ。

極端な話、子どもが話し続けるなら一言も発する必要はありません。
そばにいて、目の高さを合わせて、頷きながら聞いてあげることが、
いちばん大切なのです。

もちろん、絶対に沈黙を守れという意味ではありません。
相槌を打ったり、返事をしたりしながら聞くことになりますが、
その際にも少しこだわりを持って接してあげたいところ。

「うん、そうだね」
「お父さんもそう思うよ」
「それは良い経験になったね」


これらの『心から子どものことを思った返事』ですが、
実はこれらも、最適な応答とは言えないのです。

確かに『心から子どものことを思った』内容ではあります。
でも、『子どものことを思っている』のは、親なんですよね。
言い換えれば、親が主体だということ。

できることなら、子どもの話を本気で聴く時は、
子ども主体でありたいところです。

「親の視点で、親の考えを言う」のではなく、

「子どもの視点に立って、子どもの考えを受け止めて、返事をする」こと、
意識したいです。

具体的には、さほど難しくありません。
話し始めの1語(文の主語)を、子どもにすればOK。

「ユウタは・・・って思ったんだね」
「そうか、ハヤトは・・・って感じたのか」
「なるほど、リクは・・・って考えたんだね」


話をじっくり聴いて、
こうした返答を返してあげることができれば、
子どもは「聞いてもらえた」「わかってもらえた」「受け止めてもらえた」という実感を得ることができます。

そして、そうした体験の積み重ねから、子どもの中に深い安心感と、
高い自己肯定感が育まれていく
のです。


「パパは」「ママは」と言いたくなる気持ちを心の戸棚にしまって、
ひたすら「リョウは・・・なんだね」「ユキは・・・だったんだ」と受け止めてあげる“ただ聞く時間”を、
1日15分で良いので作ってみていただけたら、私もうれしいです!

----

子どもの自己肯定感は、すごーく重要
チャレンジ精神折れない心他者を尊重する精神努力と自信など、
様々なものの源です。

保育園・幼稚園に通う子ども向け
『毎日2回確実に実践できる“自己肯定感を高める方法”』
も、ご紹介しています♪

「自分で考えて行動できる子」に育てる本





プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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